家庭でできるダニ・花粉対策

ダニアレルギーがあると診断されて、薬はもらったけれども、他に何をしたらよいかわからないとご質問をいただくことがあります。私もベッド周りの掃除をしてくださいというものの、細かくは説明しておりません(嫌われそうなので(笑))。

掃除機をかけることが大事なのですが、室内の掃除は、掃除機をゆっくり動かし、1m2当たり20秒以上の時間をかけ、週に2回以上掃除するように心がけてください。

フローリングについては、掃除機をかける前に湿式のワイパーを使って拭くと、ダニ抗原の再飛散を防ぐことができます。

ソファは掃除をしてもダニ抗原の数は変わらず、掃除によるダニ対策は困難と言われていますので、一般的な拭き掃除のみで対応がよさそうです(丸洗いできれば良いのですけどね)。

皮と布のソファを比較しても中に生息しているダニの量は変わらなかったという報告もあるので、ソファの買い替えまでは考えなくてもよいと思います。

寝具周辺の掃除も大切なのですが、寝具そのものの対策も必要となってきます。ダニの通過できない高密度繊維カバーシーツが有効です。

ダニ対策として布団を干すのを連想されると思いますが、干すだけでは日の当たらない場所に逃げ込むだけなので、ダニの駆除には効果はあまりありません。シーツを洗ったり、乾燥機にかけるなどが洗濯の方法としてはよいです。(布団を選択するのは業者によって除去率がまちまちなようです)

参考文献

亀崎宏樹, 庄子佳文子, 上村慎一郎と津田良夫. 「屋内生息性ダニ類の敷布団における種類相と布団内部の分布調査」. 衛生動物 73, 号 3 (2022年): 137–43. https://doi.org/10.7601/mez.73.137.

阪口雅弘, 井上栄, 吉沢晋, ほか. 「布団内ダニアレルゲンの除去方法の評価」. アレルギー 40, 号 4 (1991年): 439–43. https://doi.org/10.15036/arerugi.40.439.

松木秀明, 中村勤, 河村研一と鈴木太郎. 「防ダニふとんのダニアレルゲン低減効果に関する研究」. アレルギー 55, 号 11 (2006年): 1409–20. https://doi.org/10.15036/arerugi.55.1409.

大谷武司, 木村康子, 阪口雅弘, 井上栄, 飯倉洋治と安枝浩. 「特殊防ダニ布団によるダニおよびダニアレルゲンの管理」. アレルギー 41, 号 3 (1992年): 411–17. https://doi.org/10.15036/arerugi.41.411.

橋本一浩. 「ソファのダニアレルゲンDer 1」. 室内環境 28, 号 2 (2025年): 131–34. https://doi.org/10.7879/siej.28.131.

榎本雅夫, 大西成雄, 嶽良博, ほか. 「室内塵中のスギ花粉」. アレルギー 50, 号 6 (2001年): 535–39. https://doi.org/10.15036/arerugi.50.535.

ダニってどんな虫? | ダニ対策の情報サイト Danny

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