蓄膿という名前でよく知られている病気ですが、「蓄膿になったのでお薬ください」といって受診いただいた時は、おおよそ
- あたまが痛い、鼻が痛い
- 色のついた鼻水が出る
- 鼻が詰まる
このような時に、「蓄膿」になったとおっしゃっているようです。
この「蓄膿」ですが、正式な病名ではありません。上記の場合で蓄膿にあたる病気は、
- 急性副鼻腔炎
- 慢性副鼻腔炎
です。
急性副鼻腔炎は文字通り急性(~8週間)のもの。
慢性副鼻腔炎は、慢性(8週間以上続く)のものです。
では、なぜ副鼻腔炎になるのでしょうか?
副鼻腔はすごく狭く入り組んだ空間です。内張り(変な表現ですが)は粘膜なのですが、様々な原因で粘膜が腫脹し、副鼻腔から排液できなくなった時に副鼻腔炎になります。
しかし副鼻腔炎になった場合に、かならず液体(膿)がたまっているわけではありませんので、蓄膿という言葉が必ずしも当てはまるわけではないのです。

コメント