副鼻腔炎(蓄膿)について

蓄膿という名前でよく知られている病気ですが、「蓄膿になったのでお薬ください」といって受診いただいた時は、おおよそ

  1. あたまが痛い、鼻が痛い
  2. 色のついた鼻水が出る
  3. 鼻が詰まる

このような時に、「蓄膿」になったとおっしゃっているようです。
この「蓄膿」ですが、正式な病名ではありません。上記の場合で蓄膿にあたる病気は、

  1. 急性副鼻腔炎
  2. 慢性副鼻腔炎

です。
急性副鼻腔炎は文字通り急性(~8週間)のもの。
慢性副鼻腔炎は、慢性(8週間以上続く)のものです。
では、なぜ副鼻腔炎になるのでしょうか?

副鼻腔はすごく狭く入り組んだ空間です。内張り(変な表現ですが)は粘膜なのですが、様々な原因で粘膜が腫脹し、副鼻腔から排液できなくなった時に副鼻腔炎になります。

しかし副鼻腔炎になった場合に、かならず液体(膿)がたまっているわけではありませんので、蓄膿という言葉が必ずしも当てはまるわけではないのです。

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